【客ぶりが良いということ】

以前の投稿にも丁寧に扱われるというお話を書いたことが
あるのですが、レッスンではテーブルスタイル茶道の作法だけ
でなく、美しく丁寧な所作についても学んでいきます。



品やマナーはもともとお家での躾や学校や社会の中でも
自然と身に付いていくものですが、生活スタイルの変化
もあり、機会が少なくなっているのも事実。



子供の頃とても躾の厳しい叔母のところに遊びに行くたびに
毎回作法を教えられ、幼い頃は嫌だなあ〜と思っていた事が
大人になるにつれ大切なことを教えていただいていたのだと
気がつき感謝したものです。



そして大人になっても学ぶ機会に恵まれましたが、普段の
茶道のお稽古の中での学びや実践が自然と身に付いた
ように思います。



何度も重ねて行くお稽古の中で積み上がって行く
美しい所作や器の扱い方などを普段の生活に取り入れたり、
特別な場でも気持ちよく過ごせる所作などをお稽古の中で
学んでいただけるように工夫しています。



「客ぶり」


どんなお客様でも最善のサービスをしてくださる
ものですが、お互いが気持ちよく過ごせるように客ぶり
よく過ごすということも大切なことだと思っています。



客ぶりが良いというのは
「一緒にその場を創り上げていく関係」として、受ける側も
受け入れる力が必要であるということ。
茶道では茶会や茶事の中でも大切な役割を担っています。


ここでいう客ぶりとはシチュエーションやシーン毎に
対応できる所作やマナー。


まだまだ私自身も修行中ですが、失敗談も交えながらお伝え
したいと思っています。
  

こちらのお菓子は後輩から
さりげなく気配り気働きができる素敵なレディです。
各地の銘菓の詰め合わせや毎月セレクトされた和菓子を
取り扱っているお仕事関係のものだそうです。
さっそくお店をチェック!
御用達になりそうです♡

淡雪の口どけ
純白の餅の中から出てくる
密浸けの金時マメが絶品
「鹿の子餅」
不破福寿堂さんです

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